NECのWXシリーズにWX05が登場しました。WX04の発売が去年の11月になるのでちょうど1年で新端末が発売されることになったわけですが、
「さぁ、その性能はどうなのか」
そこでレビューとなるわけですが、以下の2点を中心にみていきましょう。
- 人気の端末がWX04からどのように進化したのか?
- ライバル端末(W05)と比較するとどうなのか?
目次:
- W05の特徴とWXシリーズの流れ
- W05の2つのメリット
- W05の3つのディメリット
- Speed Wi-Fi NEXT W05のスペック
- 他の端末との比較・選び方
- W05キャンペーン情報
W05の特徴とWXシリーズの流れ
まず、WXシリーズで5代目となる端末がWX05です。1年ごとに新端末が発売されるので次の端末は2019年の冬でしょうね。
- WX01→WX02→WX03→ WX04(2017年11月)→WX05(2018年)
NECの端末は回線ネットワークなどの大幅な変更が加えられたモデルと既存の機種をベースとしたあまり変更を加えず発売されるモデル(マイナーチェンジ)の2種類のパターンがあるのですが、今回のWX05はWX04のマイナーチェンジモデルです。
筐体のサイズやバッテリーも同じ容量です。
しかし、利便性は大幅に向上しています。
WX05のメリット
WX05の性能で目新しい機能や知っておきたいことはこちら↓
- 通信速度(下り最大440Mbps/上り最大75Mbps)
- クレードルに拡張アンテナ搭載(ビームフォーミング対応)
- 送信パワーを20%セント向上させる「WIMAXハイパワー」に対応
- ネットワークの使用率がわかるので回線を切り替えることができる機能の実装
- 通信量制限を防ぐための機能追加
通信速度と回線について
WiMAX 2+で4×4 MIMOとキャリアアグリゲーション(CA)を実現したことで下り最大440Mbps、上り最大75Mbpsに対応。WiMAX2+とau 4G LTEの2種類の回線が利用できる
- ハイスピードモード「WiMAX 2+」
- ハイスピードプラスエリアモード 「WiMAX 2+とau 4G LTE」
ちなみに一時的にハイスピードプラスエリアモードに切り替える「ワンタイムHS+Aボタン」もちょっとだけバージョンアップしています。
【重要】回線速度はWX04から変化なし。
WIMAXハイパワーについて
回線の最大速度はWX04と変わらないのですが、WX05にはWiMAXハイパワーという機能が実装されています。
端末から基地局の間の出力を増強するとで通信速度を向上させる技術です。
WiMAXハイパワーによって20パーセントほど回線速度が向上するので、WX04から切り替えるメリットがあります。
- スマホ←→WX05←(この通信の話です)→基地局
ビームフォーミングに対応とは
ビームフォーミングとは、WIFIルーター(WX05)からスマホやパソコンの間のネットワークを改善する技術です。
- パコソン←(この通信の話です)→WX05←→基地局
ポケットWiFiでは初の対応機種となった端末がWX04ですが、WX05にも同様の機能が追加されています。
この技術によりスループット(処理能力)が約30%向上。
クレードルは購入するべきなのか?
WX05を購入するなら拡張アンテナが搭載されたクレードルも一緒に購入しましょう。自宅の電波状況が良くないので自作アンテナを設置しているタイプの人はマストバイです。
回線を自動で切り替えることができる機能の実装
ハイスピードエリアモードが無制限に利用できるなら心配ないのですがLTE通信には通信量制限があります。そこでWX05では、通信量がしきい値を超えた場合、自動的にネットワークが切り替わります。
- 要するにデータ通信制限を防ぐことができる。
- 【モード切り替え】ハイスピードエリア→ハイスピード
WX04のデメリット
まずは最大通信速度ですね。ライバルとなるhuawei製W05と比較すると回線の最大速度は明らかなデメリットです。
また回線の混雑状況を画面で確認できる便利機能(WIFIビジュアルステータス)を実装したなら空いている回線への自動切り替えもできたのではないかという気がします。なぜ画面タップでチャンネル切替えにしたのか?
回線をライバル機種と比較する
最大通信速度は実際に利用したときに保証されるものではありません。あくまで技術的な理論値です。
WX05 | W05 | |
---|---|---|
最大ダウンロード(下り) | 440Mbps | 758Mbps |
最大アップロード(上り) | 75Mbps | 112.5Mbps |
Speed Wi-Fi NEXT WX05のスペック
機種名 | Speed Wi-Fi NEXT WX05 |
---|---|
製造元 | NECプラットフォームズ |
サイズ | 約W111×H62×D13.3mm |
重さ | 約128g |
色 | ソニックレッド ピュアホワイト |
バッテリー容量 | 3,200mAh |
ディスプレイ | 2.4インチ カラーLCDディスプレイ |
対応ネットワーク | WiMAX 2+ |
au 4G LTE | |
最大通信速度 | 下り最大440Mbps_上り最大75Mbps |
充電時間 | 約160分 |
連続通信時間 | ハイスピードモード 通信速度を優先:約8時間10分 スタンダード:約11時間30分 バッテリ持ちを優先:約14時間 エコモード:約18時間ハイスピードエリアモード 通信速度を優先:約8時間 スタンダード : 約10時間30分 バッテリ持ちを優先 : 約13時間15分 エコモード : 約16時間50分 |
連続待受時間 | 休止待受け(リモート起動あり):約700時間 ウェイティング:約50時間 |
無線LAN規格 | IEEE802.11a/n/ac (5GHz)、IEEE802.11b/g/n (2.4GHz) |
同時接続可能台数 | 最大10台 |
対応OS | Windows10 Windows8.1 Windows7 macOS Mojave(10.14) macOS High Sierra (10.13) macOS Sierra (10.12) Mac OS X 10.11,10.10,10.9,10.8,10.7,10.6,10.5 |
参考資料 | WX05マニュアル・ダウンロード |
他の端末との比較・選び方
WXシリーズの中で選ぶなら最新のWX05を選べきです。しかし、HUAWEIのW05と比較するのであれば、最大の通信速度ではディスアドバンテージがありますが、それ以外の重要なことろ(連続通信時間やWIMAXハイパワー、クレードル)などでNECを選ぶ人も多いことでしょう。
WX05よりも新しい端末を紹介します。性能で選ぶならW06、バッテリー持ちやメーカーで選ぶならNEC。
【最新】Speed Wi-Fi NEXT W06の評価レビュー
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UQ WiMAX2+ | 終了 | – |
Nifty WiMAX2+ | 終了 | – |
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「Speed Wi-Fi NEXT WX05評価・レビュー」でした。