オンライントレード中にネット回線に問題があれば大惨事に繋がります。これまで日本株やFX、仮想通貨、米国株など様々なトレードで負けてきた私が宣言します。
長期投資なら問題ありませんが、時間軸の短い投資(スキャルピング)になると不利です。
趣味としてお小遣いレベルの金額で遊ぶのであれば、どのようなモバイルWIFIでもよいのかもしれません。しかし、負けると困る金額を市場に投下しているならモバイルWIFIに求めるものは安さではなく品質です。特に短期トレーダーの方は注意が必要です。
- トレードするのに必要なポケットWIFI・WIMAXの条件とは
- トレードでポケットWIFIを使うときの失敗例
- トレードする方が選ぶべきサービスとは
- ポケットWIFIとWiMAXの通信制限
トレードするのに必要なポケットWIFI・WIMAXの条件とは
常に大きなトラフィック(データのやり取り)が発生するオンライントレーディングを快適に行なうにはなにが必要でしょうか?
ただ単に回線の速度のみ意識している方が多いのですが、それは間違いです。
大切なのは、回線の品質と通信速度制限です。
品質とは、回線の品質だけでなく端末の品質も重要な要素です。そして、見落としがちな問題としては使い放題のサービスでも混雑回避のための通信速度制限があることです。
- 安定性
- 通信速度制限
- 回線速度
- 端末の性能
4番の端末の性能ですが、最近のポケットWIFIやWIMAX端末はハイスペックなものばかりなので問題はありませんが、中古の端末なら要注意。低スペックの端末に高い負荷をかけるとハングアップしてしまうこともあります。
トレードでポケットWIFIを使うときの失敗例
インターネットのトラブル・【FX】こんなはずじゃなかった!
予想以上に儲かっている今回のトレード。FXでハイレバレッジを掛けた状態であるのに上機嫌で外出。カフェでコーヒーを飲みながらパソコンを開いてみると!?
即座にロスカットしようとするが、モバイルWIFIのデータ利用制限を越えておりインターネットに接続できない。冷や汗垂らしながら3G回線の携帯でFX業者の管理画面を確認。あっ!
インターネットのトラブル・【株式投資】 こんなはずじゃなかった!
株式投資の場合、売りを仕掛けるBさん。今回は自信があるので2階建してる状態。がっつり利益が伸びているのでウキウキ気分で嫁と喫茶店でくつろいでいます。気分が良いのでいつもは注文しないデザートセットまで妻にごちそう。なんだってかかってこいよ。金ならあるし。
突然、テレビから日経平均400円上げのニュースが聞こえてくる。はっ!でも俺は大丈夫だと思うが、震える手で証券会社の管理画面にログインしようとするが繋がらない・・はっ?なぜ? 心のなかで叫びながらモバイルWIFIを確認するBさん。あっ!電波強度が0になってる。
ポケットWIFI・WIMAXでトレードするなら、どのサービスを選ぶべきか
ポケットWIFIもWiMAXも速度は問題ありません。トレードをするのに十分な速度です。ここでひとつ問題があります。使い放題のサービスでも混雑回避のための通信制限があることです。
通信速度制限の違いを理解した上でサービスを選ぶ必要があります。
3日間の通信制限 | ||
---|---|---|
回線 | WiMAX | ポケットWIFI |
データ容量 | 10GB まで | 10GBまで |
速度 | 注1 | 最大で1Mbps |
注1:youtubeの標準動画が閲覧できる速度、1Mbps程度。
3日間の通信速度制限の変更について
2017年2月2日からWiMAXの通信速度制限が変更になりました。1年ほど前から、3日間の速度規制を緩和するとUQの偉い人がアナウンスしていましたが、やっと緩和されましたね。
通信制限時の速度はyoutubeの標準動画が閲覧できる速度・1Mbpsです。3日間のデータ通信量が10GBを超えた日の翌日昼頃から翌々日昼頃まで適用
これまで | 2017年2月2日~ | |
---|---|---|
規制までのデータ使用量 | 3日で3GB | 3日で10GB |
通信制限時の1Mbpsでトレードができるのか
そもそも3日で10GBを越えなければ通信速度制限にならないので問題ありません。
それなら通信速度制限中ならどうなのか?
結論を書いてしまうとデイトレードよりも時間軸の短いスキャルピングの人は通信速度制限中は不利になります。1秒以下の戦いなら固定回線がおすすめです。
スキャルピング | ラグが発生するので注意 |
---|---|
デイトレード | できる |
スイングトレード | できる |
長期トレード | できる |
ポケットWIFIで選ぶならワイモバイル
ポケットWIFIは新生活応援キャンペーンの502HWのみ。アドバンスオプションに申し込むことで通信方式「AXGP」の提供エリアで月間データ容量による速度制限がなく利用できます。
WIMAXで選ぶならUQ WiMAX2+
なぜUQがオススメなのかというと、MVNO業者ではなくWiMAX2+の本家だからです。これ以上の説明は不要でしょう。
端末の選び方も簡単です。最新端末であるWX05とW06は端末性能や操作性もよく、au 4G LTEも利用できる。どちらの端末でも満足できるはずです。個人的には大容量バッテリーを搭載して、クレードルに拡張アンテナが付いているNECのWX05がおすすめです。
- 3,200mAhの大型バッテリー
- クレードルに拡張アンテナ搭載
- LTEの切り忘れ防止機能
なぜUQを選択するべきなのか?
理由が本家だからだと、やはり納得しない人もいることでしょう。説明が長くなってしまうので下記記事にまとめました。MVNOとMNO(自社で回線をもつ事業者)の違いにつて、料金やキャンペーンの内容ではなく通信がどう違うのかについて。
MVNOのキャンペーン申し込むならGMOやSo-net、Biglobeなどの知名度のあるプロバイダがおすすめです。あまり聞いたことのない会社のサービスなら回線がボトルネックになってしまいWiAMX端末を持て余すはず。
- GMOとくとくBB
- So-net
- biglobe
ポケットWIFIやWIMAXの選び方やランキングについて
おすすめのポケットWIFI
Speed Wi-Fi NEXT WX06
【2020年1月発売】NECの最新WiMAXルーター。3,200mAhの大型バッテリー搭載。バッテリーが取り外しできる。バンドステアリングを機能しているので無線LANの周波数を切り替える必要がない。
- バンドステアリング機能搭載が便利
- QRコードで簡単接続できる
- データ通信量が一目瞭然
- クレードルが使いやすい
- 大型バッテリー、しかも自分でバッテリー交換できる
WiMAX 2+方式 | 下り最大440Mbps/上り最大30Mbps |
WiMAX 2+ +LTE方式 | 下り最大440Mbps/上り最大75Mbps |
Speed Wi-Fi NEXT W06
huaweiの最新の機種であるW06はギガビット通信に対応しています。下り最大1.2Gbps、上り最大75Mbps。現在(2019年2月)、最速のWiMAX端末です。また、高性能ハイモードアンテナとビームフォーミングで受信速度20%アップ。
WiMAX 2+方式 | 下り最大558Mbps
上り最大30Mbps |
WiMAX 2+ +LTE方式 | 下り最大1Gbps*(Wi-Fi接続時最大867Mbps) 上り最大75Mbps* *【注1】LANケーブル接続時の通信速度 |
WiMAX HOME 02
NECの最新WiMAXホームルーター。前のモデルであるHOME 01より40%小型化。しかも内部アンテナが強化され、水平方向のWIFIエリアが約25%強化されている。
通信速度 | 下り最大440Mbps/上り最大30Mbps |
最大接続数 | 最大21台(LANポート:1台、2.4GHz:10台、5GHz:10台) |
もちろん、どの端末であっても使い放題のプラン・ギガ放題を選びましょう。また、キャッシュバックや月額費用の安さに釣られて聞いたことのないMVNO業者に申し込むのも注意したいところです。トレードで負けると多くのものを失ってしまいます。
実証済みです。株や先物、FX、仮想通貨。ロスカットをせず、含み損を持ち続け、気がつけばナンピンしている始末。
まとめ
トレードで利用するならWiMAX2+の回線に対応する端末を選びましょう。プロバイダーはMNOであるUQにアドバンテージがあります。もちろん、使い放題のプランを選びましょう。
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