人気ホームルーターL01が発売され一年弱、ついに新機種が登場しました。
年明けから新生活がはじまる4月までは繁忙期です。このタイミングで新端末の発売は納得ですね。
製品名 | Speed WiFi HOME L01s(HWS32) | Speed WiFi HOME L01(HWS31) |
---|---|---|
発売日 | 2018年1月19日 | 2017年2月17日 |
それでは、いつものようにHOME L01sのメリットやデメリット、競合端末や旧端末L01との比較をしながらレビューしていきます。
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Speed Wi-Fi HOME L01s(HWS32)は買いなのか?
まず結論から書いてしまうと旧端末L01と新端末L01sに大きな変化はありません。旧端末となったL01ですらオーバースペック気味の端末なので、数年後も安心して利用できるはず。
L01sやL01は、一般ユーザにとって高性能な端末と言えますが、無線通信であるリスクは存在しています。
買い急ぐ前に、当レビューの「申し込む前に知っておくべきこと」には目を通して下さい。
目次:
- Speed Wi-Fi HOME L01sのメリット
- Speed Wi-Fi HOME L01sのデメリット
- スペックについて
- L01sと旧端末L01との比較
- L01sを申し込む前に知っておくべきこと
- まとめ
Speed Wi-Fi HOME L01sのメリット
- 回線工事なしで使えるWiMAXホームルーター
- 有線ポートのありがたさとWIFI接続台数
- アンテナの受信感度
- WIFIの設定が簡単・NFCタッチとQRコードによる接続
回線工事なしで使えるWiMAXホームルーター
スマホと同じようにSIMがWiMAXの基地局と無線通信するので固定回線のような工事をする必要がありません。
インターネットで申し込みをして箱から出してすぐに使えるのがWiMAXホームルーターのメリットです。
- コンセントに差すだけで基地局につながるので引越しもらくらく
- 数カ月後に引越しを控えていても端末を新居に持っていくだけ回線工事で業者の訪問を待つ必要なし
- 4×4 MIMOとキャリアアグリゲーションで下り最大440Mbpsに対応
有線ポートのありがたさとWIFI接続台数
この部分も旧端末のL01と同じですが、有線ポートが2口あるのでWIFI接続に対応していない機器、例えばプリンターやデスクトップPCをLANケーブルで繋ぐことができます。
Gigabitイーサ対応しているのでポートがボトルネックになる心配は必要ありません。
IoTが広がっていくことは間違いありませんが40台も接続する未来は当分先のことでしょう。
- 有線ポート・・・2口(Gigabitイーサ対応)
- WIFI接続・・・40台(2.4GHz/5GHz 各20台)
#loTとはnternet of Thingsのことで、様々なものがインターネットに接続されることです。例えば、玄関のガギや空調をアプリで制御したり、冷蔵庫にある肉が腐りかけていることをセンサーが感知して嫁に伝えるような便利な世界が広がっていくはず。
アンテナの受信感度
この部分も旧端末のL01と同様に、WiMAXのホームルーターは通常のポケットサイズのWiMAX端末より大型のアンテナを搭載しているので電波感度は高い。
この端末で電波が弱いと感じるのであれば光回線やケーブルなどの固定回線を選びましょう。
WIFIの設定が簡単・NFCタッチとQRコードによる接続
NFCとはNear Field Communicationの文字通り近接型の無線通信方式です。suicaやmanacaで利用している人はすぐにイメージできるはず。
それでL01sのNFCタッチとはスマホを端末にかざすだけでWIFIの設定が完了する機能です。現在販売されているスマホの大半はNFCに対応しています。
QRコードもスマホで簡単に読み込ませることができるのでL01sとスマホの接続はお手軽になっています。
Speed Wi-Fi HOME L01sのデメリット
長々とメリットを書いていましたが、知りたいのはデメリットですね。
新機種と旧端末L01の機能がほどんど同じ
違うところはSIMと重量ぐらいです。
Speed Wi-Fi HOME L01s(HWS32) | Speed Wi-Fi HOME L01(HWS31) | |
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SIM | 295g | 約493g |
UMIカード | Nano ICカード | Micro ICカード |
2月から4月の繁忙期に合わせて新端末を発売したいメーカーの気持ちは理解できるのですが、
もう少し新機能を取り入れてほしいですよね。
特にWiMAXの最新端末W05では下り最大708Mbpsに対応したので・・・今後に期待します。
しかし、現状の回線速度である下り最大440Mbps、上り30Mbpsは充分な速度なので一般ユーザの基準では十分満足できるはず。
スペックについて
製品名 | Speed Wi-Fi HOME L01s |
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製造元 | HUAWEI |
カラー | ホワイト |
サイズ | 約93×180×93mm |
重量 | 約450g |
電源 | AC100V~240V |
通信速度 | 下り最大440Mbps※ 上り最大30Mbps |
対応OS | Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7 SP1、Windows Vista Mac OS X v10.5/v10.6/v10.7/v10.8/v10.9/v10.10/v10.11/v10.12/10.13 |
通信モード | WiMAX2+、au 4G LTE |
Wi-Fi規格 | 802.11a/b/g/n/ac |
無線LAN同時接続台数 | 最大42台(LANポート×2台、2.4GHz:20台、5GHz:20台) |
同梱物 | 端末本体、保証書、はじめてガイド、Wi-Fi初期設定シール、ソフトウェアアップデート説明シール、ご利用にあたっての注意事項、ACアダプタ、保証書(ACアダプタ)、インターネット接続設定についてのご案内、お知らせ |
参考資料 | メーカー公式サイト |
L01sを申し込む前に知っておくべきこと
契約の前に知っておきたいことをまとめました。
- 使い放題のプランでも通信速度規制(3日)がある
- au 4G LTEが無料になるプランがある
- 通信速度(上り440mbps/下り30Mbps)は保証されるワケではない
通信速度規制【3日】について
使い放題のプラン(ギガ放題)でも前日までの直近3日間で「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信量の合計が10GB以上になると速度規制になります。
制限時のスピートは1Mbps。大まかな目安ではyoutubeの標準動画が閲覧できる速度。
そこで気になるのが「10GBはどれぐらいなのか」といことですよね。例えばPCでYouTubeを閲覧した場合のデータはこちら ↓
- 超高画質動画で7時間
- 高画質動画HDで13時間
- 標準動画で48時間
#ちなみにスマホでの閲覧になるともう少しトラフィックが少なくなります。
HD画像で13時間。どうですか? 私の基準では余裕です。しかし、高画質動画やストリーミングを朝から夜まで毎日閲覧し続けるような仕事の人は固定回線をおすすめします。
いい仕事ですね。
家族で利用するなら速度規制は覚悟しておきましょう。家族で速度制限時の帯域(1Mbps)をわけあうのはかなりストレスが溜まるかもしれません。個人差がありますが・・
LINEやWhatapp、その他のメッセンジャー、2ch(5ch)などのアプリなら問題ないです。
でもブラウジングをするのはストレスになるはず。
au 4G LTEが無料になるプランがある
L01sではWiMAX2+の回線とau 4G LTEの回線を利用することができます。一般的にau 4G LTEはオプションで月1,050円ですが無料になるプランがあります。
GMOやSo-netでは、3年契約するとau 4G LETが無料になるキャンペーンを展開しています。
通信速度について
4×4 MIMOとキャリアアグリゲーション技術を組み合わせることで下り最大440Mbps、上り30Mbpsに対応します。もちろん通信速度の表記は技術規格上の最大値になるので実測とは異なります。
要するに下り最大440Mbpsは理論値です。
2023年1月のキャンペーン情報まとめ
HOME L01sが対象となるキャンペーンは2種類ありました。現在では、新規端末発売によりキャンペーンでの取扱が終了しています。
- キャッシュバック(UQ、
Biglobe、GMO、Nifty) 月額割引(GMO、So-net)
発売 | キャッシュバック | 月額割引 | 端末代金 | |
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GMOとくとくBB | 終了 | |||
So-net | 終了 | |||
Biglobe | 終了 | |||
UQ WiAMX | 終了 | JCBギフトカード |
– | |
Nifty WiAMX | 終了 |
【注1】UQのキャッシュバックはJCBギフトカード
【NECの新端末】HOME 02の評価レビュー
【HUAWEIの新端末】HOME L02の評価レビュー
WiMAXホームルーターを取り扱う人気プロバイダーのレビュー
キャッシュバックキャンペーンと月額割引キャンペーンを比べるなら、以下の記事を参考にして下さい。
以上、「Speed Wi-Fi HOME L01sの評価・レビュー」でした。