これまでWiMAX系のホームルーターはURoad Homeの一択でしたが、新しい端末・novas Home+CAが加わることになりました。
売れているホームルーターというジャンルなのに、なかなか新商品が発売されないのでUQが回線の負荷を理由に撤退するのではないかと勝手に想像していました・・・
しかし、ついにキマシタね。
novas Home+CAは、WiMAX2+のキャリアアグリゲーションにも対応しているので、ホームルーターの導入を考えるユーザには見逃せない端末です。
- 【NECの新端末】HOME 02の評価レビュー
- HOME 01の評価レビュー
- 【HUAWEIの新端末】HOME L02の評価レビュー
- HOME L01sの評価レビュー
それでは、novas Home+CAの評価・レビューをみていきましょう。
- novas Home+CAのメリット
- novas Home+CAのデメリット
- novas Home+CAとURoad-home2+の比較・なにが違うのか
- スペックについて
- まとめ
- キャンペーン情報まとめ
novas Home+CAのメリット
まずは、ザックリとnovas Homeのストロングポイントをみていきましょう。
- 回線の工事が要らないので端末が届いたらすぐに使える。
- CA(キャリアアグリゲーション)に対応している。
- 有線ポートがあるのでWIFIに対応していないデスクトップPCやプリンターを利用できる。
- 可動式アンテナは、一般的なポケットWIFIよりも電波感度が高い。
- アップデートが外部ボタン化されているので、らくらく設計。
- 無線通信なのでモビリティーが高い。
回線の工事不要ですぐに使える
無線通信であるメリットとも言えますが、スマホと同じように回線の工事の必要はありません。
例えば、フレッツ光に申し込むと、回線の工事に立ち会う必要があります。しかし、無線通信になるので、そのような面倒なフローはありません。開封後すぐに利用できます。
インターネットで展開されるキャンペーンだと、即日発送に対応しているプロバイダーもあるので待たされることはありません。
即日発送対応プロバイダー
- UQ WiMAX
- GMOとくとくBB(キャッシュバックキャンペーン)
ちなみにBiglobeは最短2日で発送です。
CA(キャリアアグリゲーション)に対応
CAとは複数の回線を束ねることで回線を高速化する技術です。1車線の道路より2車線の道路の方が速いという力技です。
ちなみにnovas Home+CAにはMIMO(multiple-input and multiple-output)という技術が導入されています。110Mbpsの回線を2つ束ねることで下り最大220Mbpsに対応しています。
有線LANポートがあるのでWIFIに対応していないデスクトップPCやプリンターを利用できる
1000Base-Tの有線LANが2口あります。ポケットWIFIを利用するユーザの泣きどころは、無線LANでしかネット接続できないことです。
ポケットWIFIを利用していると、WIFIに対応していないディスクトップPCや昔のプリンターを使うのが面倒ですよね。
novas Homeは、有線LANポートがあるのでWIFI非対応の機器でもLANケーブルでインターネットに接続できます。
もし、LANケーブルでの接続ができないとなると、ディスクトップPCの無線LANレシーバを買うなり、WIFI接続できないプリンターならUSB接続することになります。
しかし、novas homeに有線LANがあるので、そのような手間が省けるのはありがたいですね。有線LANポートは、現在では当たり前となった規格、1000Base-Tになるので、WAN側だけでなくLAN側も高速通信が可能です。
可動式アンテナは、一般的なポケットWIFIよりも性能が高い
ポケットWIFIは、無線通信になるのでアンテナの性能が生命線です。外付けの高利得アンテナと呼ばれる可動式のアンテナは、小型化が進む一般的なWIFIルーターより電波感度においてアドバンテージがあります。
要するに、同じエリアであってもWiMAXの端末のアンテナ性能でインターネットの速度に差が生まれます。
シンセイ製品の従来のアンテナと比較すると1.4dbアップしています。←WAN側【WIFIルーターと基地局間の通信】の話です。
LAN側【ホームルーターとパソコンやスマホ側】の通信は、2.4GHzだけでなく、電波干渉の少ない5GHzをサポートしています。ちなみに、同時利用も可能です。
アップデートが外部ボタン化されているので、らくらく設定
ホームルーターは毎日使うものですが、大半のユーザは面倒なのでアップデートをしていません。そこでシンセイコーポレーションはアップデートをハードウェア化(物理ボタン化)しています。
昔は、日本のメーカーがこのような気の利いた機能を追加するのが得意だったはず。シンセイコーポレーションもアップデートされていますね。
ちなみに、製品が完璧に作り込まれているならアップデートはあまりありません。新しいOSへの対応ぐらいです。しかし、どのような企業の製品でも脆弱性やバグが発売した後に見つかるものです。定期的にアップデートしましょう。
novas Home+CAのデメリット
発売されている最新のWiMAXホームルーターは下り速度440Mbpsに対応しています。novas Home+CAは220Mbpsです。いま新しい端末に申し込むのであれは、最新の端末 HOME L01を選んだほうがお得です。
しかし、HOME L01もnovas Homeと同じようにau 4G LTEが使い放題にはならない問題があります。WiMAX共通の悩みですけど・・・
novas Home+CAとURoad-home2+の比較
やはり比較対象は人気ホームルーターであるURoad-home2+。一番の違いは回線の速度です。novas Home+CAは110Mbpsの回線を2つ束ねていることから220Mbpsに対応します。
novas Home+CA | Uroad-Home2+ | |
---|---|---|
下り最大速度 | 220Mbps | 110Mbps |
上り最大速度 | 10Mbps | 10Mbps |
もうひとつの違いはこちら↓
URoad-Home2+では、WiMAX2+とWiMAX回線が利用できました。しかし、novas Home+CAでは、WiMAX2+の回線のみになります。
novas Home+CA | Uroad-Home2+ | |
---|---|---|
ハイスピードモード | ◯ | ◯ |
ノーリミットモード | ☓ | ◯ |
ハイスピードプラスエリアモード | ☓ | ☓ |
すでにWiMAX2+の利用エリアが十分に広がっているとので問題ないとの声が聞こえてきそうだけど・・・今後、公開される端末はWiMAX2+のみ対応の機種が一般的になり、WiMAX回線はお役御免となるのでしょうか。やはり回線種別も冗長化されていた方が安心ですね。
novas Home+CAの対抗馬、URoad-Home2+のレビューはこちら。
URoad-Home2+ 評価・レビュー
スペックについて
製造元 | 株式会社シンセイコーポレーション |
---|---|
対応ネットワーク | WiMAX 2+ |
質量 | 317g(アンテナ含む) |
最大同時接続数 | 計18台(有線LAN2台、無線LAN16台) |
外形寸法 | 130×69×162mm |
有線LAN規格 | Ethernet 10Base-T / 100Base-TX / 1000Base-T |
無線LAN規格 | IEEE802.11/a/b/g/n/ac |
電源 | 電源はACアダプタのみ |
参考資料 | メーカー公式サイト |
まとめ
WiMAXホームルーターに新端末が加わることで、今後もWiMAXホームルーターが継続されていくことが明らかとなりました。
インターネットの導入を考えたときに、光回線やADSLといった固定回線ではなく、無線式のホームルーターという新しいスタイルが、今後はより加速していくはずです。設置型WiMAXの将来が楽しみです。
novas Home+CAのキャンペーン 10月【MNO・MVNO】
新端末が発売されたことで、novas Homeを取扱うキャンペーンが終了しています。最新のWiMAXホームルーターを紹介します。
発売時期 | キャッシュバック | 月額割引 | 端末代 | |
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GMOとくとくBB | 発売終了 | |||
So-net WiMAX2+ | 発売終了 | – | – | – |
Biglobe WiMAX2+ | 発売終了 | – | – | – |
Nifty WiMAX2+ | 発売終了 | – | – | – |
UQ WiMAX | 発売終了 | JCBギフトカード |
– | 2,800円 |
人気プロバイダーの徹底レビューはこちら ↓
GMOとくとくBB WiMAX2+ 評価・レビュー
So-net モバイル WiMAX 2+の評価・レビュー
UQ WiMAXの評価レビュー
WiMAXホームルーターを比較したい方は以下の記事も参考にして下さい。
おすすめのWiMAXホームルーター
以上、「novas Home+CAの評価・レビュー」でした。
10/26になっても、未だに価格ドットコムに評価・クチコミの記載なし・・・
Try WiMAXのラインナップにも入ってないから、自分で試せない・・・
多くのみんなの(人柱)レビュー待ってるぜ!