一人暮らしでポケットWIFI・モバイルWIFIの利用を考えている方へ
固定回線と呼ばれる光ファイバーやADSLの安定性や速度は魅力的です。しかし、ポケットWIFIの利便性、インターネット環境のモビリティを考えると無線通信も捨てがたい選択ですよね。
もちろんコスト面での問題もあります。固定回線とモバイルWIFIの2つの回線と契約するのは金銭面から躊躇してしまう人は多い。スマホもあるので3回線の契約ですね。
- 固定回線
- ポケットWIFI(WiMAXを含む)
- スマートフォン
3回線は財布に厳しすぎる。もし、固定回線をポケットWIFIで代用できるなら契約は2回線です。
- ポケットWIFI(WiMAX含む)
- スマートフォン
当然のことながらポケットWIFIは無線通信になるので不安材料もあります。最大の不安はここでしょう↓
- ポケットWIFIのみで満足できるインターネット環境が手に入るのか?
当記事では、固定回線のメリットとモバイルWIFIのメリット、デメリットを知り、ユーザごとに最適なネット環境(固定回線orモバイルWIFI)が判断できるように構成しました。
あなたのライフスタイルに最適なネット環境を探す。当記事3分で読めます。
- 固定回線は必要なのか?
- なぜ、一人暮らしの方にポケットWIFIがおすすめなのか?
- 回線工事について
- 利用場所を選ばない・ネット回線を持ち運ぶ
- 携帯料金が安くなる
- ポケットWIFIやWiMAXのデメリット
- ポケットWIFIの通信制限について
- WiMAXの通信制限について
- 一人暮らしの方におすすめのサービスとは
固定回線は必要なのか?
まず、私から言いたいことは「ものすごいスピードでポケットWIFIやWIMAXが利用しやすくなっている」ということです。回線の安定性や速度など1年〜2年前とは状況が随分変わりました。
現在、WiMAX2+のサービスは現在758Mbpsに対応しています。すべてのエリアで758Mbpsに対応するワケではありませんが、速度は全く問題ありません。また、基地局が増えたことで対応エリアが広がり以前より利用しやすくなっています。
結論を先に書いてしまうと、一人暮らしであればインターネット環境をポケットWIFIのみでカバーできます。業務利用なら要相談となりますが、個人ユースではまったく問題ありません。
【インターネット回線の基礎知識】:コンシューマ向け光回線の速度は100Mbpsから2Gbpsまであります。2Gbpsに対応するサービスでも実際に2Gbpsの速度が保証されるわけではありません。インターネットの速度はベストエフォートで表記されています。
ベストエフォードとは(best effort)とは最大の努力をするという意味で、実際の通信速度を表す数値ではありません。通信規格の上限値、最高接続速度です。距離によるトラフィックの劣化や抵抗、通信網にボトムネックとなる機器がないのであれば、プロバイダーの提示する数値に近づきます。
なぜ一人暮らしの方にポケットWIFIがオススメなのか
ポケットWIFIやWiMAXのメリットをみていきましょう。無線通信であることのメリットとも言えますね。
- 回線の工事をする必要がないので契約するとすぐに利用可能。
- 自宅はもちろんのこと、職場や学校、カフェなどでもインターネットができる。
- スマホのデータプランを安くすることができる。
- ギガMAX月割に対応(UQモバイルとWiMAX)
回線工事について
ポケットWIFIは携帯と同じように端末が基地局と通信します。要するに、固定回線のような工事の必要はありません。ポケットWIFIが自宅に届いたら、すぐに使えます。
最近の端末はタッチパネルに対応しているのでパソコンがなくても設定ができます。WEBから申し込みをすると即日発送してくれるプロバイダもあります。
利用場所を選ばないネット回線を持ち運ぶ
自宅はもちろんのこと、職場や学校、カフェなどでもインターネットができるのも魅力です。サービス提供エリア内であれば、場所に依存しない通信環境が整います。
最近の端末は10台ぐらいのネットワーク機器が同時に接続できます。
例えば、ノートパソコンやタブレット、スマートフォン、ゲーム機など、1台のWIFIルータでまかなえます。(この場合は、4台の接続イメージなので、あと追加で6台接続できます。)一人暮らしでポケットWIFIを利用するなら、10台以上のネットワーク端末を接続することは、まず考えられません。
携帯代金が安くなる
もし、ポケットWIFIを持っているならスマホのパケ放題に加入する必要はありません。スマホをポケットWIFIに常時接続しておけば、ドコモやau、softbank、格安SIMでデータ通信は発生しません。すべてのデータ通信をポケットWIFIに任せてしまいましょう。
要するに、スマホのデータ通信費を抑えることができます。
格安SIMのUQモバイルを利用しているならWiMAX(UQ以外のGMOやSo-netでも)と合わせてギガMAX月割が利用できる。ギガMAX月割でUQモバイルの利用料金が300円安くなる。
ポケットWIFIやWiMAXのデメリット
とても便利なポケットWIFIですがデメリットもあります。それは使い放題のサービスに申し込んでも混雑回避のために通信速度制限があることです。
それぞれの詳細をみていきましょう。
ポケットWIFIとWiMAXの通信制限について
まず、通信制限には2種類あることを覚えておきましょう。
- 契約で月間のデータ利用が決められているもの
- 混雑回避のための速度規制(使い放題のプランでも)
月間データ利用量を越えた場合は、通信速度が128kbpsに制限されます。これは昔のISDNの速度です。文字中心のサイトの閲覧は問題ありませんが、画像の多いサイトはかなりストレスを感じます。2chのスレッドを読む程度であれば良いのですが・・・
例えば、WiMAXだと通常プラン(ギガ放題ではないプラン)で月間7GBまで利用できます。それ以上の通信は制限が掛けられるワケです。
問題は、2番の使い放題のサービスに申し込んでも混雑回避のために通信速度制限があることです。結論を先に書いてしまうと、WiMAXの方が混雑回避のための制限がゆるいので使い放題のプランを選ぶならWiMAXをおすすめします。
ポケットWIFIの通信速度制限【3日】について
ポケットWiFiにも3日間で10GBの制限があります。制限が掛かると当日18時から翌日1時まで最大で1Mbpsになります。また、以下の通信に規制が掛かる可能性もあります。
- 音声通話やテレビ電話(voip)
- MPEG、AVI、MOV形式などの動画ファイル
- BMP、JPEG、GIF形式などの画像ファイル
- 動画閲覧、高画質画像閲覧、長時間接続を伴うサイト、アプリなど
WiMAXの通信速度制限【3日】について
2017年2月2日から3日間の通信制限が3GBから10GBに緩和されました。直近3日間でWiMAX 2+およびLTE方式のデータ量の合計が10GB以上となった場合、その翌日の18時から翌々日の2時までの間、通信速度が制限されます。
制限時の速度はyoutubeの標準動画が閲覧できる速度・1Mbps程度です。これまで以上に自宅に固定回線を引かずWiMAX回線のみ契約するユーザが増えそうです。
3日間の通信制限 | ||
---|---|---|
回線 | これまで | 2017年2月2日〜 |
データ容量 | 3GBまで | 10GBまで |
一人暮らしの方が選択するべきサービスとは
もし、自宅に固定回線を引かないのであれば、通信速度制限のゆるいWiMAXがおすすめです。自宅に固定回線があるなら月額料金の安いポケットWIFIにしましょう。
ポケットWIFI・WIMAXの端末選びとプロバイダーランキングは以下の記事を参考にして下さい。
ポケットWIFIやWiMAXに申し込むなら、家電量販店よりもWEBサイトの期間限定キャンペーンがお得です。店頭販売ではあまり見かけない高額キャッシュバックや月額割引キャンペーンなどがあります。
モバイルWIFIと一緒に申し込むとタブレットやノートPC貰えるキャンペーン
現在(2022年11月)、魅力的なタブレットキャンペーンはありません。キャッシュバックキャンペーンを選択した方がお得です。
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ホームルーターについて
固定回線のように自宅やオフィスに端末を据え置いた状態でWiMAXを利用したい方はホームルーターがおすすめです。コンセントを差すだけでみんなで使えます。
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以上、「一人暮らしでポケットWIFIを使うなら」でした。