ついにhuawei製(ファーウェイ)のWシリーズに新端末が登場。
WiMAXの端末は、huaweiとNECしか選択肢がありません。ライバルのNEC製品WX04と比べながらW05の性能をみてみましょう。
Speed Wi-Fi NEXT W05は買いなのか
- W05の特徴とWシリーズの流れ
- W05の2つのメリット
- W05の3つのディメリット
- Speed Wi-Fi NEXT W05のスペック
- 他の端末との比較・選び方
- W05キャンペーン情報
【最新】Speed Wi-Fi NEXT WX06の評価レビュー
【最新】Speed Wi-Fi NEXT W06の評価レビュー
W05の特徴とhuawei・Wシリーズの流れ
W04が2017年2月17日に発売されたので一年にも満たないうちに新端末の発売。ちなみに比較対象となるNECのWX04は、2017年11月に投入されたので最も新しい端末がW05になります。
WX04 | W05 | W04 |
---|---|---|
2017年11月1日 | 2018年1月19日 | 2017年2月17日 |
huawei・WシリーズはW01からはじまりW02→W03→W04→W05(今ここ)
W05のメリット
通信速度の劇的な向上
やはりW05の一押しポイントは通信速度です。これまでのWiMAX端末では最速・下り最大708Mbps(注1)、上り最大75Mbpsに対応。しかし、現在では東名阪の一部のエリアでしか利用できないため注意して下さい。
注1:ハイパフォーマンスモードとau 4G LTEを利用した場合。
また、WiMAX2+とau 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)の回線が利用できるので田舎暮らしや電波の弱いエリアに住む人でも安心です。au 4G LTEはオプションで月1,005円になるのですが、3年契約することで利用料が無料になるプロバイダーもあるので契約前に確認しておきましょう。
WX04とW05の通信比較
W05 | W04 | |
---|---|---|
下り(最大) | 708Mbps | 440Mbps |
上り(最大) | 75Mbps | 30Mbps |
対応ネットワーク | WiMAX 2+、au 4G LTE | WiMAX 2+、au 4G LTE |
通信方式 | 4×4 MIMO 3CA(変調方式256QAM) | 4×4 MIMOとキャリアアグリゲーション(CA) |
ハイスピードモード・通信速度テスト
GMOのW05・ハイスピードモードの速度結果です。速度に若干のバラツキはありますが、上り下りともに快適で安定しています。
これぐらいの速度があれば家族で使うこともできます。
ハイスピードプラスエリアモード・通信速度テスト
GMOのW05・ハイスピードエリアモードの速度結果です。
ハイスピードモードと比較すると通信にムラがあるものの快適に利用できる速度でした。
WIFIルーターの機種変更で設定変更の手間がない
WIFIルーターを変更すると、接続情報をスマホやパソコンで変更しないといけませんよね。W05の場合は以下の接続内容をコピーするWi-Fiお引越し機能があるので手間がかかりません。
- SSID
- 暗号化モード
- 暗号化キー
新規のWIFI設定も手軽にできる
NFCやアプリを使ってWIFI設定ができます。WPSとはWi-Fi Protected Setupの略称になるのですが、パソコンやスマホでWIFI接続するときに利用している一般的なプロトコルです。SSIDとパスワードを入力して利用してます。
しかし、WPSの設定は面倒です。スマホでQRコードを読み込ませることで簡単に設定が終わるのはお手軽ですね。
アンドロイドであればGoogle Playからhuawei Hilink
iosならapp storeからhuawei Hilink
通信量カウンターが見やすい
今月利用したデータ容量が見やすいので使い過ぎ防止になります。通信量カウンターから1ヶ月や3日間の設定が可能です。
↓カウンターは画面下部に可視化されています。
クレードルは購入した方がいい
クレードルは別売りになるので買わない人が多いのですが、端末を載せるだけで充電できるし、ハイパフォーマンスモードに自動的に切り替わる機能があるので購入をおすすめします。
W05のデメリット
下り最大708Mbpsは東名阪のみ
当然のことながら対応エリアは広がっていくのですが現在では東名阪のエリアのみの対応となっています。
いつものバッテリーの話
W05はとても薄くスタイリッシュな筐体仕上がっているのですが、バッテリーは犠牲になっていますね。やはり大容量バッテリーとデザインはトレードオフの関係なのか。
製品にはUSB2.0TypeCのケーブルが付属されているのですが、W05はUSB3.0に対応しています。給電速度に不満がある人は家電量販店でUSB3.0対応のものを購入しましょう。
W05とWX04の連続通信時間の比較
W05 | WX04 | |
---|---|---|
バッテリ容量 | 2,750mAh | 3,200mAh |
連続通信時間 ハイスピードモード |
ハイパフォーマンス:約 390 [分]
ノーマル:約 540 [分] バッテリーセーブ:約 630 [分] |
ハイパフォーマンスモード:約490分
ノーマルモード:約690分 エコモード:約830分 エコモード(Bluetooth®接続時):約1,000分 |
連続通信時間 ハイスピードプラスエリアモード |
ハイパフォーマンス:約 260 [分]
ノーマル:約 390 [分] バッテリーセーブ :約 550 [分] |
ハイパフォーマンスモード:約480分
ノーマルモード:約630分 エコモード:約780分 エコモード(Bluetooth®接続時):約930分 |
もちろん、モードを切り替えることでバッテリーの消費を抑えることができるのですが大容量こそ正義です。
縦型のデザインの廃止とありがちなデザインになったところ
私がデザインにいてとやかく言うのは野暮なのかもしれませんが、旧端末となってしまったW04は縦型の昔のスマホのような使いやすさがあり完成されていた気がします。W05はその流れを継続するものだと考えていただけに残念です。
新端末は、ポケットWIFIにありがちな横型の筐体です。
しかし、薄くて細い端末は、ポケットに入れてもかさ張らないサイズ。スボンに財布と鍵、スマホにW05をいれることができます。スーツだとシルエットが崩れてしまうのですがジーパンなら問題ありません。
Speed Wi-Fi NEXT W05のスペック
製品名 | Speed Wi-Fi NEXT W05 |
---|---|
製造元 | HUAWEI TECHNOLOGIES CO.LTD. |
カラー | 2色(ブラック+プライム、 ホワイト+シルバー) |
サイズ | 130x55x12.6mm |
重量 | 約131g |
バッテリ容量 | 2,750mAh |
連続通信時間 ハイスピードモード |
ハイパフォーマンス:約 390 [分] ノーマル :約 540 [分] バッテリーセーブ :約 630 [分] |
連続通信時間 ハイスピードプラスエリアモード |
ハイパフォーマンス:約 260 [分] ノーマル :約 390 [分] バッテリーセーブ :約 550 [分] |
対応ネットワーク | WiMAX 2+、au 4G LTE |
接続台数 | 最大10台 |
対応OS(USB) | Windows7、Windows8.1、Windows10 Mac OS X 10.6/10.7/10.8/10.9/10.10/10.11/10.12/10.13 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz対応) |
ディスプレイ | 2.4インチ・QVGAタッチ液晶 |
UIMカードバージョン | Nano IC |
Body-SAR値 | 0.986W/kg |
梱包物 | USB2.0 TypeC-A変換ケーブル 取扱説明書 保証書 |
アクセサリ(別売り) | クレードル |
参考資料 | W05マニュアル・ダウンロード |
他の端末との比較・選び方
モバイルWIFIの世界は日進月歩です。当然のことながら新しい端末ほど高性能になります。しかも、WIMAX端末のサプライヤーはファーウェイとNECだけです。
もちろん、現状ではW05はおすすめの端末ですがクレードルに拡張機能アンテナを搭載していません。電波の入りにくい部屋で利用するのであれば、WX04も視野にいれておきましょう。
これを読んでいる人はスマホを持っているはずなので自宅の電波事情は理解しているはずです。
それでも心配な人は20日までならキャンセル可能なGMOのキャンペーンで申し込みしましょう。
W05 キャンペーン【2023年1月】
人気プロバイダのキャンペーンからW05がなくなりました。W05よりも新しいW06がキャンペーンの中心となっています。
発売 | キャッシュバック | |
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GMOとくとくBB | 終了 | |
So-net WiMAX2+ | 終了 | |
Biglobe WiMAX2+ | 終了 | |
UQ WiMAX2+ | 終了 | |
Nifty WiMAX2+ | 終了 | なし |
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